活動紹介

【4月27日】多文化共生基礎研修

2023.05.15
多文化共生
新たに多文化共生事業の担当になった職員の方などを対象に、多文化共生の基礎知識を学ぶための研修をオンラインで開催しました。研修では、多文化共生に関する国の取組や、出入国管理行政について講義したほか、武蔵野市の事例を紹介しました。

◆開催日時:令和5年4月27日(木)13:30~17:00
◆参加対象:区市町村職員、国際交流協会職員、社会福祉協議会職員、社会福祉士、多文化共生に係る市民団体関係者 等
◆参加人数:118名
◆登壇者:
「国の多文化共生の取組」
山脇啓造氏 (明治大学教授)
「多文化共生の地域づくり」
澤野日出雄氏(武蔵野市市民部 多文化共生・交流課長)
薦田庸子氏(公益財団法人 武蔵野市国際交流協会 チーフコーディネーター)
「出入国在留管理行政」
神宮恵介氏(東京出入国在留管理局 在留支援部門 在留支援担当 統括審査官)
「東京都の多文化共生の取組」
中尾真理子氏(東京都生活文化スポーツ局 都民生活部 多文化共生推進担当課長)
「東京都つながり創生財団の取組」
梅田弘美氏(東京都つながり創生財団 多文化共生課長)

参加者からは、以下のような感想をいただきました。
・これから多文化共生推進に関わる立場として、大変有益で有難い研修内容でした。大いに役立て、業務に還元いたします。
・多文化共生に関わる業務の幅広さに圧倒され、どこから学べばいいのか…とやや途方にくれています。本日のスライドやご紹介いただいたウェブサイトを再度確認して少しずつ知識と情報を増やしていきたいと思います。
・山脇先生の多文化共生に関する包括的なお話は、自分の中での整理に役立ちました。また、つながり創生財団の新たな取り組みも興味を持って聞いていました。
・武蔵野市さんの外国人住民向けアンケートについて、多言語化する中どこまで翻訳して配付物やお知らせをするのか、考えるきっかけになりました。また在留資格につきましても、知っていると思っていましたが改めて知ることができ、問い合わせを受けた時に役に立つと思います。
・事務局とボランティアの方との活動主旨の共有が大切だという、武蔵野市国際交流協会さんのお話が印象に残りました。
・実際の取り組みを知ることができてよかったです。自分の所属する組織だけではカバーしきれない部分も、他の組織/団体などと補完し合いながら、多文化共生社会の実現に向けて動くことができるのだと改めて実感しました。

当財団では、今後も多文化共生に関する研修等を企画していきます。
興味関心のある方は、ぜひご参加ください。