東京都つながり創生財団は、東京の活力の源泉である「人」と「人」をつなぎ、地域コミュニティの活性化を支援する団体として、令和2年10月1日に東京都により設立されました。 当財団の目的は大きく分けて2つあります。 一つ目は「様々な人が安心して暮らせる多文化共生社会づくり」です。 近年、都内の在住外国人は大きく増加しており、国籍も多様化しています。 こうした状況のなか、都内で生活する外国人が地域で安心して暮らし、活躍できるような環境を整備するため、様々な視点からサポートしてまいります。 二つ目は「相互に助け合う共助社会づくり」です。 東京2020大会では多くのボランティアが大会を盛り上げました。大会のレガシーを受け継ぎ、 都民の多様な関心をボランティア活動につなげる取組により、ボランティア文化の定着を図ります。 また、これまで地域コミュニティの中核を担ってきた町会・自治会では、担い手不足や役員の高齢化などにより、活動が困難な例も見られています。地域の課題解決に向けて人々がつながり助けあう社会づくりをすすめるため、 地域の実情に応じた支援を実施します。 地域コミュニティが大きく変化する時代において大切なのは「人」と「人」のつながりだと考えています。都内区市町村や関係者の皆様のお力添えを賜りながら地域コミュニティの活性化を推進し、人が輝く東京を実現したいと考えています。
公益財団法人 東京都つながり創生財団 理事長 マリ クリスティーヌ