東京都つながり創生財団は、「国際化市民フォーラム in TOKYO」の事務局を務めています。
「国際化市民フォーラム in TOKYO」とは、年度ごとにメインテーマを設け、テーマに沿って複数の分科会を開催し、東京の国際化や多文化共生について参加者の皆さんとともに考えるイベントです。
令和5年度は、2月10日(土曜)にオンライン(ZOOMウェビナー)にて以下のとおり開催いたしました。(詳細は別添のチラシをご参照ください)
A分科会:子どもの成長を支える ~ことばと文化~
【司会進行】
平野 智子 氏(一般財団法人港区国際交流協会)
【パネリスト】
奥村 安寿子 氏(広島大学大学院人間社会科学研究科・日本語教育学プログラム 准教授、バイリンガル・マルチリンガル子どもネット 理事・相談員)
大城 スサーナ 氏(神奈川県立相模向陽館高等学校 非常勤講師、 ペルー出身)
李 原翔 氏(神奈川県立地球市民かながわプラザ 外国人教育相談、公認心理師、バイリンガル・マルチリンガル子どもネット 相談員、 中国出身)
B分科会:外国につながる子どもたちが活躍できる東京を目指して ~進学・学習の環境を考える~
【モデレーター】
中山 眞理子 氏(NPO法人多文化子ども自立支援センター 代表理事)
【パネリスト】
竹山 哲司 氏(東京都立六郷工科高等学校 多文化共生推進部 主任)
仲江 千鶴 氏(千葉県立生浜高等学校 外国人児童生徒等教育相談員支援コーディネーター)
田中 光晴 氏(文部科学省 専門職、国立教育政策研究所 フェロー)
C分科会:福祉の観点からみる在住外国人の生活と課題 ~多文化ソーシャルワーカーの役割とその必要性について~
【課題提起】
石河 久美子 氏(日本福祉大学 名誉教授)
【事例発表】
高岸 あや 氏(医療法人社団じうんどう 慈雲堂病院 看護アシスタント、 フィリピン出身)
後藤 美樹 氏(外国人ヘルプライン東海 代表、多文化ソーシャルワーカー)
新井 啓子 氏(新宿区大久保高齢者総合相談センター 主任介護支援専門員)
当日は、A~C分科会合わせて560名以上の方にご視聴いただきました。沢山のご参加ありがとうございました!
多くの方からご質問をお寄せいただき、ご参加いただいた皆さまの課題意識や現場の状況を窺い知る機会となりました。
参加者の皆様からは「専門的な内容も、専門用語を多用せず簡易な言葉で述べていたので、とても分かりやすかった」、
「詳しいケースの話を聞くことができて大変勉強になった。支援者だけではなく当事者の話を聞けたことも大変有意義だった」といった嬉しいお声を多数お寄せいただきました。
国際化市民フォーラムを企画・運営する「国際交流・協力TOKYO連絡会」(*)では、3月上旬に今年度最後の会議を行います。
ご参加いただいた皆さまからのアンケートを踏まえながら、今年度の国際化市民フォーラムを振り返るとともに、来年度の取り組みについて話し合う予定です。
今後の「国際交流・協力TOKYO連絡会」の活動にも、ぜひ、ご注目ください!
*「国際交流・協力TOKYO連絡会」は、都内の国際交流協会やNPOなど様々な団体が加盟するネットワークです。
▽チラシ▽
▽過去の国際化市民フォーラム in TOKYOの内容はこちらから▽
https://tabunka.tokyo-tsunagari.or.jp/forum/about.html
(外部サイト「東京都多文化共生ポータルサイト(TIPS)」にリンクします。)