活動紹介

【4月25日】
2024年度多文化共生基礎研修を開催しました!

2024.06.06
多文化共生
多文化共生基礎研修とは?
今後さらなる外国人住民の増加が予想されるなか、多文化共生社会の実現は重要な課題であり、多文化共生業務を担う人材の育成は急務です。
しかし、自治体では数年での所属の異動が慣例になっており、多文化共生の担当者の中には多文化共生業務に携わったことのない職員も多いため、多文化共生の基礎知識を得ることで、地域の多文化共生社会の実現に向けて取り組めるよう「多文化共生基礎研修」を実施するとともに、多文化共生コーディネーター研修への参加につなげるため開催しました。
開催日時 
令和6年4月25日(木)13:15~16:45
開催方法 
オンライン
参加対象 
市町村職員、国際交流協会職員、社会福祉協議会職員、社会福祉士、多文化共生に係る市民団体関係者 等
参加人数
 157名
研修内容
講義1 国の多文化共生の取組み
講師 山脇 啓造 氏 (明治大学 国際日本学部 教授)
講義2 出入国在留管理行政
講師 神宮 恵介 氏  (東京出入国在留管理局 在留支援部門 在留支援担当統括審査官)
講義3 東京都の多文化共生の取組み
講師 中尾 真理子 氏 (東京都生活文化スポーツ局 都民生活部 多文化共生推進担当課長)
         東京都つながり創生財団の多文化共生の取組み
講師 梅田 弘美 氏 (東京都つながり創生財団 多文化共生課長)
事例紹介  「国際都市おおた」の推進と多文化共生の地域づくり
講師 大利 彩香 氏 (大田区 国際都市・多文化共生推進課 主任)
   加藤 駿 氏 (一般財団法人 国際都市おおた協会 コーディネーター)
受講者の感想等
・4月着任後のとても良いタイミングでの開催でよかった。
・国、都、基礎自治体の取り組みをバランスよく紹介してもらえ全体像の理解に役立った。
・山脇先生の国の施策を概観しての講義が特に参考になった。
・山脇先生のこれから多文化共生業務にかかわっていく職員へのアドバイスが印象に残った。
・在留管理の流れや、特に出入国管理庁の施策のボリュームについて、普段目にしなかったのでもっと詳しく知りたいと思った。
・在留資格の話など入管庁の方から直接聞くことができて、関心がわいた。
・外国籍の方へ発信している情報について知ることができた。
・大田区の取組紹介は、初めて多文化共生に携わる職員にとってはとても参考になると思った。
・大田区および協会の取り組みを説明いただいて、数多くの施策に取り組んでいることがわかり、感銘を受けた。

当財団では、今後も多文化共生に関する研修等を企画していきます!
皆さまのご参加をお待ちしております。