活動紹介

【9月24日】
令和6年度 東京国際交流団体連絡会議 研修会
共に生きるとは何か ―難民の声、家族の歴史から考えた多様性―
 

2024.10.21
多文化共生
シリアでの戦争、ガザへの軍事侵攻が続くなど、世界では故郷を追われる人が後あとを絶ちません。日本国内に暮らす多様な人々の中にも、命の危険から逃れ、難民とならざるをえなかった人々もいます。ウクライナから日本に身を寄せる人々のことが大きく報じられていますが、他の国々からも多くの人々が避難を余儀なくされており、難民認定の壁に突き当たっています。また、様々なルーツを持つ人々へのヘイトスピーチ、ヘイトクライムの問題も根深く残っています。この社会で「共に生きるとは何か」ということを、国内外で出会った人々の声、そして家族の歩んできた歴史を交えて考えることを目的に、本研修を実施しました。
主催 
東京国際交流団体連絡会議*、(公財)東京都つながり創生財団
* 東京国際交流団体連絡会議団体とは、都内の区市が主体となって設置した国際交流協会が連帯する組織です。(公財)東京都つながり創生財団が事務局を務めております。
開催日時 
令和6年9月24日(火)19:00~20:30
開催方法 
ハイブリット(対面・オンライン)
参加対象 
東京国際交流団体連絡会議加盟団体の職員・ボランティア、これからボランティアをしてみたいと思っている方、本テーマに興味関心のある方
参加人数
 72名(対面15名、オンライン57名)
講師
安田 菜津紀氏
認定 NPO 法人 Dialogue for People(D4P)
副代表/フォトジャーナリスト
受講者の感想等
・具体的な例が挙げられており、とても分かりやすかったです。日常の些細なことがやがて大きな問題になっていくという言葉が心に残りました。
・具体的な人名や体験談、そしてその人の写真に写る姿から、見た目だけでは分からない複雑な多様性を感じました。普段「多様」という言葉を使う中では、深く意識することはできないけれど、このような一人ひとりを忘れてはならないと思っています。
・なぜ市民は差別するのか考えさせられました。
・胸の中のモヤモヤが膨らみ、心が重たいと感じました。自分に何ができるか、子ども、孫に何を話せば継がれるのか…。腹立たしく思う自分もいます。
・改めて、人が人として安心して暮らしていける事の大切さを痛感しました。
当日の様子・ちらし
  

 
当財団では、今後も多文化共生に関する研修等を企画していきます!
皆さまのご参加をお待ちしております。